令和8年度 第1回法学部講演会を開催 | 学校法人國學院大學 | 法人サイト

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國學院大學

令和8年度 第1回法学部講演会を開催

 國學院大學法学部主催による令和8年度第1回法学部講演会「『男性もつらい』を受け止めたその先へ」が、令和8(2026)年7月3日に対面(渋谷キャンパス)とオンラインのハイブリット形式で開催され、約200名が参加しました。

 講師には、立教大学大学院社会デザイン研究科特任准教授の西井開氏(一般社団法人UNLEARN理事・臨床心理士)を迎え、近年語られるようになった「男性のつらさ」を手がかりに、男性の孤立や不安、承認をめぐる苦しさは女性差別と対立する問題なのかを問い直しながら、男性の経験に軸足を置きつつ男性の“からかい”などによる痛みを矮小化せず、同時に女性差別や加害の問題からも目をそらさないための言葉と実践のあり方など幅広くお話しいただきました。

 講演後には西井氏と在学生との座談会が行われ、マイノリティの男性に対しての対応や、男性に対する“からかい”などについて議論を深めました。また質疑応答では、「男性学と聞くと、意図せずともフェミニズムへの逆行や対抗のように見えてしまいます。男女には埋められない『差』もある中で、男性学は何を目指しているのでしょうか」という質問に対し西井氏は「男性学とフェミニズムは対立するものではなく、フェミニズムが積み上げてきた知見の上に成り立っています。女性の権利を守ることと男性の生きづらさを解決することは、パイの奪い合いではなく、性別による規範や権力関係を解消するという同じゴールを目指すものです」と答えました。

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