公開シンポジウム「渋谷の未来とまちづくり―サステナブルなシブヤをめざして―」を開催
令和8(2026)年2月24日に、公開シンポジウム「渋谷の未来とまちづくり―サステナブルなシブヤをめざして―」が渋谷キャンパスの5号館5301教室で開催され、学生や教職員、一般の方など約25名が参加しました。今回のシンポジウムは、研究開発推進センターおよび一般社団法人渋谷未来デザイン共催のもと開催されました。
まずはじめに、松本久史・研究開発推進機構センター長(神道文化学部教授)が「大学の学部を超えた研究、そして外部機関との連携を通じた、産学官協力により、社会貢献や地域連携を推進していきたい」とあいさつ。

次に、長田新子氏・一般社団法人渋谷未来デザイン事務局長が登壇し、「サステナブルなシブヤの未来」をテーマに基調講演を行いました。渋谷を「若者や多様な文化が混ざり合う特殊なまち」と定義し、その混交性こそがまちづくりの原点であると強調しました。アイデアをいかに社会実装し、一過性で終わらせず、「使い続けられる仕組み」として定着させることが重要であると説明しました。サステナブルとは環境問題への対応のみならず、次世代のために仕組みやコミュニティを継承することであり、一人ひとりが主体的に関わり続けることでより良い渋谷の未来が作られていくと語りました。

続いて、松嶋範行氏・シブヤサステナブル推進協議会リーダー(一般社団法人渋谷未来デザインプロデューサー)による渋谷の環境政策に関する報告や傍嶋賢・SOBASUTA代表(一般社団法人CLEAN&ART代表理事)による渋谷区での落書き対策について報告が行われました。
その後、田原裕子・経済学部教授より、地域活動の一つである「渋三さくら祭」を紹介し、「今後は多様な実践者たちが架け橋となり、地域の人々がより関心を持って参加できる仕組みがさらに広がっていくことを期待している」とメッセージを残しました。
最後に、古沢広祐・研究開発推進機構客員教授を司会に交え、ディスカッションが行われました。持続可能な渋谷の活動を継続していくための具体的な取り組みについての質問に対し、パネリストの方々からは「若者の情熱を呼び起こし、その熱量を各自で咀嚼し、広げてもらうことが重要」「楽しく運営し、たとえ1人になっても継続する姿勢が大切」といった意見が寄せられました。
