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國學院高等学校
沖縄研修
12月18日(木)~20日(土)の2泊3日で、第1学年の希望者を対象とした沖縄研修を実施しました。
【1日目】
早朝に羽田空港へ集合し、飛行機で沖縄へ向かいました。那覇空港到着後は、ガイドの方の案内のもと「ひめゆりの塔」を訪れ、戦時中に実際に使用されていた壕を見学しました。資料や説明を通して、当時の厳しい状況や命の尊さについて学び、平和について改めて考える貴重な機会となりました。
その後は「おきなわワールド」へ移動し、玉泉洞に入りました。長い年月をかけて形成された鍾乳石が続く洞内には、神秘的で普段とは異なる空間が広がっており、生徒たちは興味深そうに見学していました。続いて沖縄の伝統芸能であるエイサーを鑑賞し、太鼓の音や力強い演舞から沖縄ならではの文化を感じることができました。
【2日目】
午前中は「美ら海水族館」を訪れました。普段なかなか見ることのできないジンベイザメを間近で観察し、大きな水槽を悠々と泳ぐ姿に、多くの生徒が見入っていました。
午後は、カヤック体験とマングローブの観察を行いました。カヤック体験では、最初は思うように前へ進まず苦戦する場面もありましたが、次第にペアと息を合わせることでスムーズに漕げるようになりました。水面から間近に見るマングローブを通して、沖縄の自然環境について学ぶことができました。
【3日目】
最終日はあいにくの雨となりましたが、首里城の見学を行いました。現在は修復途中ではあるものの、その分、普段は見ることのできない構造や土台部分を見学することができ、歴史と復興への歩みを感じる機会となりました。その後は国際通りで自由散策を行い、それぞれ昼食をとったり、お土産を選んだりと、沖縄での思い出を形にする時間となりました。
今回の沖縄研修では、自然・歴史・文化といった沖縄ならではの特徴に触れることができました。天候に左右される場面もありましたが、実際に現地を訪れ、見て、感じた経験は、生徒たちにとって今後につながる学びとなったことと思います。