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「素晴らしい発表には、素晴らしい聴衆がいる」 そう実感せずにはいられない、密度の濃い時間がそこにはありました。

 先日、中学3年生の理科夏期課題発表会が行われました。
選抜された8名の代表者が披露したのは、それぞれの「好き」をとことん突き詰めたユニークな研究でした。

単なる課題発表の枠を超え、自身の興味を科学的な視点で分析・考察した内容は、聞く者を惹きつける魅力に溢れていました。
そして何より感動的だったのは、その場にいた全員で作り上げた一体感です。
友人の発表に真摯に耳を傾け、新しい発見に目を輝かせるオーディエンスの姿がありました。
そこには、互いを認め合い、高め合う久我山生らしい素晴らしい空間が広がっていました。

中学3年間の学びを経て、彼らの興味の種は大きく育ちつつあります。
これからもその探究心を枯らすことなく、広い世界へと羽ばたかせてほしいと思います。