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國學院高等学校
【競技かるた部】大会報告
7月21日(月祝)、「第47回小倉百人一首競技かるた全国高等学校選手権大会(個人戦)」に参加しました。
この大会は有段者(初段以上取得者)に参加資格があり、本校からは2年生2名と3年生2名が出場しました。滋賀県大津市にて朝から行われるため、前日に現地入りして挑みます。
前日朝、新幹線で京都駅へ行き、そこから近江神宮へ向かいました。近江神宮は百人一首の巻頭を飾る天智天皇を祀っていることから、競技かるたの聖地とされています。炎天下の中で必勝祈願をし、士気を高めました。
いよいよ試合当日。この大会は級別のトーナメント式で行われます。本校選手が出場した弐段は全634名で21ブロック編成、初段は722名で全23ブロック編成です。
本校の選手は、3名(弐段1名と初段2名)は1回戦で敗退しましたが、通常では味わえない緊張感から得るものは大きかったはずです。
そして1名(3年生・初段)が見事に5戦全勝し、所属ブロックの頂上に立ちました。決勝戦は厳かに茶室で行われ、残り10枚あたりまでは両者譲らずでしたが、その後に本校選手に勢いがついて接戦を制しました。3勝した時点で昇段の権利も得て、高校最後の大会出場に花を添えました。宿泊遠征という特殊状況の中で5試合を戦い抜いた集中力、胆力、体力には最大級の称賛を贈ります。
北海道から沖縄まで全国の高校生が集まる中で熱戦を繰り広げ、選手らは貴重な経験をしました。4名の選手たち、本当にお疲れ様でした。

