令和7年 年頭所感
オール國學院で「強い組織」を実現する
令和7年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年を振り返りますと、大学では特に課外活動において、部員一丸となり目標達成に向けた「不断の努力」が実を結び、多くの部会が素晴らしい成果を上げました。また、法人傘下の教育機関においては、久我山中学高等学校が創立80周年、そして國學院幼稚園が創立55周年を迎えることができました。これもひとえに関係者皆様のご支援のおかげと心より感謝申し上げます。今後も本法人の教育理念に賛同してくださる多くの方々のご支援の下、学生や生徒、園児が安心して学べる学園作りに一層尽力してまいります。
さて、創立140周年記念事業は、いよいよ3年目を迎えます。その一環として進めております神殿造替と境内整備事業は順調に進展し、昨年12月にはたまプラーザキャンパスへ旧神殿の移築が無事に完了しました。渋谷キャンパスの新しい神殿も間もなく竣功を迎える予定ですので、本法人の象徴である新しい神殿にも、ぜひ足をお運びいただければと思います。
昨今の学校法人を取り巻く厳しい環境への対応には、「時代の求める強い組織作り」が急務です。そのためには、私たち一人一人が中期計画に基づく各組織のビジョンや目標を共有し、自らの役割をしっかりと理解して、主体的に行動し、状況に応じた適切なコミュニケーションを図りながら一丸となって取り組むことが求められます。私たち役員や教職員は、「オール國學院」として、また「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE(ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン)」の精神で、団結して邁進してまいりますので、更なるご支援ご鞭撻のほど心からお願い申し上げます。
本年が皆さまにとってより良い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
令和7年1月
学校法人國學院大學
理事長 佐栁正三