経済学部「基礎演習B」プレゼンテーション決勝大会
経済学部1年生が学ぶ「基礎演習B」のプレゼンテーション決勝大会が12月11日、渋谷キャンパスで開催されました。「基礎演習B」では、学外から提示された課題について、チームで解決策を立案する課題解決型学習(PBL)に取り組んでいます。
今期は、ご協力いただいた三井不動産株式会社から「渋谷の街をより魅力的にするために、MIYASHITA PARKができることを提案せよ」という課題が提示されました。後期授業開始から約2か月間、20クラス127チームがそれぞれプランを策定。その中から予選を通過した6チームが決勝に進出し、受講生たちの前で熱のこもったプレゼンを披露しました。また、司会進行や時間管理などの運営は、同学部2年生で授業の議論を補助するFA(ファシリテーター&アドバイザー)の学生たちが担当し、1年生の晴れ舞台をしっかりとサポートしました。
審査の結果、防災対策に関する提案をしたチームが見事優勝しました。MIYASHITA PARKを災害時の拠点として活用するため、帰宅困難者に床発電で得た電力や備蓄した飲料・食糧を提供することや、観光客なども対象にゲーム感覚で行える防災訓練の実施策など、具体的かつ実用的な防災プランを提案しました。
また、今期からは受講生のオンライン投票による「学生賞」も新設され、受講生たちは6チームのプレゼンテーションに真剣に耳を傾けながら、それぞれが1番いいと思うプランを提案したチームへエールを送っていました。
結果発表後には審査員から入賞チームへの講評が行われ、学生たちの斬新なアイデアが称賛されました。最後に各チームへ賞状が授与され、学生たちは賞状と記念品を手に、2か月間の努力の成果に満ちた笑顔を見せていました。