第5回 観光まちづくりフォーラムを開催
観光まちづくり学部が主催する「第5回 観光まちづくりフォーラム―持続可能な地域の実現に向けて―」が11月6日、渋谷キャンパス・常磐松ホールでの対面とオンライン配信によるハイブリッド方式で開催されました。
第1部では、はじめに針本正行学長が「観光まちづくり学部では、各地との包括連携協定の締結により、研究交流やフィールドワーク、インターンシップなど様々な取り組みが進んでいる。この場を借りて、各地域の皆様からの同学部への支援に深く感謝申し上げたい」と挨拶しました。次に、来賓の方々を代表され、特定営利活動法人全国まちなみ保存連盟の山本玲子事務局長より「人口減少社会に直面している今、私たちが暮らす地域をいかにして次世代に引き継いでいくのか喫緊の課題となっている。そのような課題がある中、観光まちづくり学部観光まちづくり学科がこれから多くの人材を輩出していくことに大きな期待を寄せています」とご挨拶いただきました。続いて、同学部長の西村幸夫教授が挨拶と学部の概要と近況について説明を行いました。
第2部では、パネルディスカッションが行われ、「多様なセッションが響き合う、観光まちづくり」をテーマに、株式会社海士代表取締役の青山敦士氏、NPO法人こもろの杜理事長の荻原礼子氏、有限会社高森畳工店取締役の高森えりか氏がそれぞれ登壇し、各登壇者が取り組んでいるまちづくりの実例を紹介しました。
パネルディスカッションの後半では、西村学部長がコーディネーターを務め、パネリストとして青山氏・萩原氏・高森氏が登壇。さらに観光まちづくり学部の学生2人がアシスタントとして加わりました。6人の登壇者は、まちづくりの取り組みを行う上で留意している点や将来の展望などについて活発に会話を繰り広げ、参加者は耳を傾けていました。