シンガポール研修
7月18日から6日間、1年生26名と2年生28名の計54名でシンガポールへ行ってきました。この夏に行った海外研修3コースの中で最も大規模となったシンガポール研修。オーストラリアとカナダはホームステイ、シンガポールはホテルステイです。初めての海外、初めての飛行機という生徒も参加していました。
シンガポールは本日8月9日がナショナルデー。建国59周年という若い国ですが、急速に発展しているパワーみなぎる国です。それを目の当たりにした若い生徒たちは、きっと、自分の将来に明るい希望を感じられたことでしょう。
治安や衛生面の心配が少ないシンガポールという土地を活かし、生徒自身が現地に溶けこみながら観光したり体験したりできるような、家族や友人との旅行では経験できないような行程になっています。
【1日目】
羽田空港からシンガポールへ。マーライオンパークの夜景がとてもきれいで、想像以上だと喜んでいる生徒がたくさんいました。
【2日目】
市内観光の一日です。ラッフルズ卿上陸地やマリーナバラージ等、全員で観光した場所もあれば、班ごとに計画して、ガーデンズバイザベイのスカイウェイやフラワードーム、マリーナベイサンズの展望デッキ等も巡りました。昼食はシンガポール名物のチキンライス。チキンがしっとりとしていて、出汁で炊きこまれたご飯は美味しく、海外の食事が不安だった生徒も笑顔でした。夜にはナイトサファリへ。夜しか開園しておらず、トラムに乗りながら、普段見られない夜の動物の姿を見てきました。
【3日目】
一家庭に4~6人の生徒が訪問するホームビジット体験。マレーの文化を教えてもらったり、一緒に昼食をとったり、朝から夕方までご家族と一緒に過ごしました。帰ってきた生徒たちは、英語が上手く話せなくても、これを伝えたい、話したいと積極的にコミュニケーションをとることが大切だと実感したと話していました。夜にはガーデンズバイザベイのショーがとてもきれいで、日常から切り離された時間でした。その帰り、駅に向かう途中、一瞬ですがナショナルデーの予行演習で打ち上げられた花火が見られ、素敵な夜となりました。
【4日目】
ホームビジットと同じ班編成で、各班に1名のシンガポール国立大学の学生がついて、キャンパスツアーと市内観光をするB&S(brother & sister)研修。こんなところ行ってみたいなどリクエストをして、王道の観光地ではないような場所へ連れて行ってもらったり、流行のものを食べたり、いろんな話をして、ちょっと先を歩む大学生活をリアルに感じたようです。公共交通機関を使うことや、お店で買い物することにずいぶん慣れてきました。
【5日目】
セントーサ島にあるユニバーサル・スタジオ・シンガポールへ。セントーサ島へ渡るモノレールが大混雑で乗られず、歩いてUSSへ行くという想定外のことも起こりましたが、旅にはそのようなことはつきものです。混んでいましたが、日本にないアトラクションもあり、時間めいっぱい楽しんでいました。少し困ったことがあっても、現地の方に話しかけながら自分たちで解決する姿が見られ、この数日間での成長を嬉しく感じました。最後は、空港にあるJEWEL。最後の最後までシンガポールらしさを堪能できました。夜、シンガポールを離陸し、翌朝、帰国しました。
参加した生徒の感想を読むと、たくさんのことを吸収し、充実した6日間になったことが伝わってきました。この研修を機に、世界に目を向け、様々な違いを受け入れられるような柔軟性をもつとともに、日本の良さにも改めて気がついてほしいと思います。