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國學院大學

人間開発学部:「Weekly通信」2022.6.8

人間開発学部の旬のニュースを伝える
Weekly通信は毎週水曜日更新です
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受験生向け動画コンテンツ撮影中

初等教育学科寺本貴啓先生の研究室では、受験生に向けた、模擬授業や学科紹介などの動画コンテンツの撮影が着々と行われています。寺本研究室は本格的な機材がそろっていて、スタジオのようです。この日は、子ども支援学科島田由紀子先生の模擬授業の撮影が行われていました。動画コンテンツは7月下旬~8月上旬に順次公開を予定しています。受験生の方向けのページからご覧になることができます。今年度の人間開発学部は7本の新しい動画を公開する予定です。楽しみにお待ちください!
受験生の方
オンラインコンテンツ

6/2[子]「幼児と環境」フィールドワーク

6/2(木)子ども支援学科「幼児と環境」(青木康太朗先生担当)では、学内にある緑豊かな遊歩道「万葉の小径」を使って、「子どもと自然とのかかわりを考えてみよう」をテーマにフィールドワークを行いました。

この日の授業のテーマは「子どもが植物にかかわり親しむ体験」です。子どもと植物とのかかわりの事例等を通して、植物とのかかわりによる育ちを学び、植物を身近な環境にする保育者の働きかけについて考えることをねらいとしていました。
当初は、教室内で授業をする予定でしたが、この日は天気もよく、気持ちがいい陽気だったので、最初に教室で「植物とのかかわりと子どもの育ち」「子どもと植物とのかかわりの事例」について、青木先生が簡単にレクチャーし、その後、万葉の小径に行って、実際の自然に触れながら、身近な自然とかかわる子どもの姿を想像してみたり、その姿に対して保育者としてどのような関わりができるかなどについて考える時間としました。

ふさふさの植物を触って感触を楽しむ学生もいれば、アリの行列をじっと見つめている学生、ダンゴムシを探している学生、鳥の鳴き声に耳を澄ませて鳥の姿を探している学生など、子どもの頃に味わった自然とふれ合う楽しさを思い出しながら、感性豊かに身近な自然を満喫している様子がうかがえました。

 

6/4、5[初]野外活動実習実地踏査

8月に2泊3日の予定で長野県にある国立信州高遠青少年自然の家において、初等教育学科必修「野外活動実習」が予定されています。6/4(土)5(日)は、担当教員が学生実行委員10名と共に実地踏査を行いました。宿舎に到着すると耳を覆うような鳴き声が山全体に響き渡っています。ハルゼミが大合唱でお出迎えしてくれました。
国立信州高遠青少年自然の家

はじめて利用する施設なので、施設内の建物や内部の確認をしていきます。

活動をする野営場や野外炊事場の確認です。

食堂はビュッフェ形式です。感染症対策としてビニール袋を手にはめてトレイを持ち、おかずを取っていきます。テーブルにはアクリル板が設置してあります。今年度着任した前田先生も初めての野外活動実習に向けて頑張っています。

夜の打ち合わせのあと、お天気を確認しに外へ。雲の切れ目から満天の星空が顔を出していました。実行委員の学生たちは感嘆の声を上げて写真を撮っていました。

2日目はハイキングの下見です。4時間みっちり歩いて、迷いそうな場所、危険な場所、休憩できそうな場所を確認しました。
宿舎に戻ってハイキングルートや各プログラムについて再検討し、16:00に宿舎を後にして、1泊2日の実地踏査を無事終了しました。

6/4[子]「野外活動実習」野外炊事&ネイチャークラフト

6/4(土)子ども支援学科1年生必修「野外活動実習」の学外実習の第一弾として、横浜市こども自然公園青少年野外活動センターで「野外炊事&ネイチャークラフト」を行いました。
横浜市こども自然公園青少年野外活動センター
野外炊事のメニューは定番のカレーづくり。施設の方から薪割りや火起こしの仕方についてレクチャーを受けた後、各ルームに分かれて活動を行いました。どのルームも美味しいそうなカレーができ、お腹も心も満たされた昼食になりました。
昼食後は、ネイチャークラフトで「焼き板づくり」を体験しました。バーナーを使って板に焦げ目をつけ、それをたわしでこすってきれいに磨き、そこにポスカで好きな絵を描いたら完成です。絵を描いたり文字を書いたりと、個性あふれる焼き板がたくさんありました。
実習で学んだことや気づいたことを尋ねたところ、以下のようなコメントがみられました。
・私が実習で学んだことは、自然の中で自分達で食事を作ったり木を焼いたりする、非日常的な体験の楽しさです。ルームのみんなと役割分担をしてカレーを作っていると時間が経つのがあっという間だったため、子どもたちにもこのような体験を積極的にして欲しいと考えました。薪を割るのも初体験でしたが、想像よりも簡単に割ることができて面白かったです。
・今回の野外活動を通して、自然と触れ合う楽しさはもちろん、友達と協力することの意義や、安全管理の大切さ、幼児の可能性をより深く考えるきっかけになりました。いつもとは違う環境で友達と役割分担をしながらカレーを作ることで、特別な達成感を味わうことができました。また、自分のすることが終わったとき、次は何をしたら役に立てるか、何か手伝うことはないかを考えたことは、自分が社会に出ていくうえで大切な経験になったと思います。
・野外炊事では、事前の説明が大切だと思いました。特に鉈の使い方や包丁、火のおこしかたなど使い方を間違えると事故につながるようなものは分かりやすく伝えることが重要であると思いました。小さい子どもに伝えるときには「〇〇はしないでください。」と一方的に伝えるのではなく間違ったことをするとどんなことが起きてしまうのかを伝えることが危険性の理解に必要であると考えました。

今後は、7月に行う学外実習②「幼児向けの遠足を企画しよう」(こどもの国)に向けて事前学修を行い、活動の準備を進めていきます。

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