令和4年度授業実施方針について(國學院大學)
令和4年3月3日
学生の皆さんへ
國學院大學
学長 針本 正行
令和4年度の授業実施方針について
本学では、遠隔授業であっても、学修成果や学生満足度は対面授業に匹敵するという調査結果が得られています。しかし、コロナ禍の長期化により、学生の皆さんがキャンパスに集う機会が減少し、学修意欲や友人関係の構築、課外活動への参加などに、深刻な影響が生じているものと受けとめています。そこで、令和4年度の授業については、感染対策を講じつつ、原則として対面で実施することとしました。社会情勢が許す限り学生の皆さんの登校機会を確保し、コロナ禍以前のように活気あるキャンパスで学修活動を継続できるよう努めます。
具体的には、教室収容人数の上限を令和3年度の教室定員1/2から2/3に引き上げて、対面で実施できる授業の数を増やします。また、対面授業にも部分的に遠隔授業の利点を取り入れ、対面と遠隔を組合せて行う「ブレンド型授業」や、同じ内容の授業を対面でも遠隔でも受講できる「ハイフレックス型授業(各回の受講方法は指定されます)」を一部の科目で実施します。これにより、大学構内の過密状態を回避しながら対面授業の学修効果を保持します。全回数を遠隔で行う授業は、これまでの経験を踏まえ、遠隔授業によって高い学修成果が得られた一部の科目のみとします。これらの取組みにより、全授業の約90%を対面授業として実施できる見込みです。
また、2月のたまプラーザ地域連携接種に加え、3月にも渋谷キャンパスで3回目の新型コロナワクチンの職域接種を実施します。授業開始時における感染防止効果を高めるためにも、接種にご協力いただければ幸いです。なお、接種はあくまでも任意であり、大学として強制するものではありません。ご家族とご相談いただいた上で接種の可否をご判断ください。
今後も首都圏及び学内の感染者数ならびに社会情勢を注視し、状況によっては、上記の方針を見直す場合があります。その際は、速やかにお知らせします。