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國學院大學
第3回法学会講演会
國學院大學法学会が主催する講演会が12月2日、オンライン開催されました。講師に田瀬和夫氏をお招きし、「SDGsが変える世界」をテーマとしたお話をいただきました。
田瀬氏は外務省、国際連合などでの勤務経験を持つSDGs(Sutainable Development Goals=持続可能な開発目標)の専門家です。現在は自身で創業されたSDGパートナーズの代表取締役CEOとして、企業や地方自治体などの戦略立案やサスティナビリティ推進・実施支援をされています。
講演では、SDGsの17の目標と169の数値目標ばかりが着目されている現状に触れ、「ウェルビーイング」「誰ひとり取り残さない」などの見落としがちなキーワードを文書前文から取り上げ、個人や企業が「自分に何ができるのか」を意識する大切さを訴えました。
参加学生からの「17の目標の中で何が最も重要か」という質問には、「ジェンダー平等の達成は特に重要な目標だ」と回答し、男性社員の育児休暇の取得を義務付けた企業の事例などを紹介しました。
「2030年を生きる人々が暮らしやすい地球を引き継ぐことが私たちの目標だ」と語り、講演を締めくくりました。