防災教育に関する出前講座
地域の皆様や学校等を対象に、本学の大学教員が出向いて講座等を行う「出前講座」を実施しています。
11月12日、秩父別小学校の6年生が本学に来校し、幼児・児童教育学科の田中一徳教授が「秩父別町で災害が起きたとき、自分達にできることは何かを考え、行動することができる子どもを育てる」というテーマで講座を行い、アルミ缶でアルコールストーブを作り、メスティンでご飯を炊きました。
アルコールストーブ作りでは、防災の知識、アルコールの取り扱い方等の理科の知識も交えながら指導。全員がおいしいご飯を食べることをイメージし、集中して作成しました。
ご飯を炊いたときは、「おいしい匂いがしてきた!」「炎がきれい!」と歓声が起こりました。ご飯を蒸らしている間に、アルコールストーブでマシュマロを焼いて食べるというお楽しみもありました。この日に食べたお米は、昨年小学校で自分たちが育てて刈ったお米。「今までで食べたご飯の中で一番おいしい!」と喜ぶ姿が印象的でした。
講座終了後には、「防災について考えることができて良かった。」と感想をいただきました。
【プロフィール】
田中一徳(幼児・児童教育学科教授)
東京学芸大学大学院修了。2009年本学に着任。担当授業は、スポーツ演習A・B、レクリエーション理論・実技、野外実習、健康科学、保育内容(健康)等。社会人対象のオープンカレッジ講座「夏の大人の野遊び入門」「冬の大人の野遊び入門」講師。「運と上司に恵まれなくてもキャンプに行けば大丈夫」(三才ブックス)を監修。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
学校での体験学習、キャリア形成、研修会、教養講座等として、出前講座をご活用ください。派遣費・講師料は無料です。詳しくは、コミュニティーカレッジセンターへお問合せください。
PDF〈令和3年度國學院大學北海道短期大学部 出前講座〉
講座一覧以外のテーマは、ご相談に応じます。