チーム一丸となっての2連覇! 23回目の「都大路」へ 〈高校男子陸上競技部〉
2020年11月5日
去る11月3日の文化の日。荒川河川敷特設コースにて行われた「第71回全国高等学校駅伝競走大会 東京都予選会」において、本校高校男子陸上競技部は、全7区間(42.195km)のうち2区間でコースレコードを叩き出す快走ぶりを見せ、2時間7分54秒で見事逆転勝利を収めました。
●「気持ちで負けました」
國學院久我山高校の目標は、あくまで「全国」の舞台で、並居る強豪校と渡り合うことなはず。
そのためにも、レースを振り返りきちんと反省する必要がある、
しかし、一概に「反省」するといっても、一番いけない反省の仕方は「気持ちで負けました」。
これは、オリンピックの決勝レースでメダルを取るような
トップアスリートがいよいよのところで口にするべきセリフだ。
高校生の段階での反省は、より具体的なものでなければ次に生かすことができない。
それは、突き詰めていけば、「これこれの練習が不足していた」ということになろう。
強くなるためには、「努力」の積み重ね、「練習」の積み重ねしかない。
長距離レースはそんなに甘いものではない。
「練習」と「努力」を積み重ねたものが勝利するのだ。
●「目先」にとらわれない
練習の際に大切なのは、今この時の状態・状況だけにとらわれて行動しないこと。
目標はずっと先にある。
だから、決して昨日今日の「目先」だけでうまくいったからといって、
その努力はしかし決して無駄にはならないだろうが、
残念ながら遠大な「目標」の達成にはつながらないかもしれない。
あくまで、「目標」までの道のりを見通した上で、
目の前の今日明日について、具体的に何をどのように
練習すべきか見極めることが肝要である。
コロナ禍にあって思うように活動ができずにいた頃、ミーティングにて監督が語った言葉の中より・・・。
こうした監督の思いを胸に、正選手のみならず、全ての部員の力が結集されてもぎ取った「優勝」でした。
ご声援くださいました皆様方
誠にありがとうございました。
「全国高校駅伝」の晴れ舞台は、来月12月20日(日)。
さらなるご声援のほどよろしくお願いいたします。