令和3年 年頭所感 | 学校法人國學院大學 | 法人サイト

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法人からのお知らせ
学校法人國學院大學

令和3年 年頭所感

次世代に求められる法人であるために

 新春を迎え、謹んでご祝詞を申し上げます。

 いまだ新型コロナウイルス感染症収束のめどが立っておりませんが、昨年は「コロナ禍による退学者は1人も出さない」という強い決意のもと、緊急修学支援費の給付をはじめとするさまざまな支援策を講じてまいりました。また、大学ホームページを通じて支援募金をお願いしたところ、卒業生をはじめ保護者の皆さま、そして教職員ら國學院大學に関わる多くの方から心温まるご寄付をいただくことができました。心より感謝申し上げます。

 さて、このような状況の中において、本学が平成14年から取り組んでまいりました「21世紀研究教育計画」の第4次も、いよいよ最終年を迎えます。また、次の第5次計画を策定する大事な1年でもあります。第4次は大学だけの計画ではなく、法人各設置校の取り組みとしたことで、法人全体の一体感が生まれ、法人間の連携がより一層強固なものとなりました。第5次を策定するにあたっては、第4次で明らかになった課題の解決を目指すことはもちろんですが、それぞれの就学年齢の皆さんがどのような教育機関を求めているのかを分析し、これまでの法人のイメージを一新するような教育計画の策定に取り組む必要があると考えております。

 本法人顧問の澄川喜一先生が、令和2年度文化勲章を受章されました。先生は、東京スカイツリーのデザイン監修をされるなど、世界的な彫刻家でもありますが、本学の渋谷キャンパス再開発にあたり、神殿前に2つの石が天高く伸びる様子を表現したモニュメント「翔」を制作されました。本学に集う若人の成長と、創立138年の伝統を誇る本法人の限りない発展を表現されたものです。教育界を取り巻く環境は、ますます厳しい状況にありますが、固い絆で結ばれた「オール國學院」の力で、「翔」に込められた願いを実現しようではありませんか。 本年が皆さまにとってよりよい1年となりますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

2021年1月

学校法人國學院大學

理事長 佐栁正三

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