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弥生の快晴の空も３年生を祝福してくれているかのようです。

本日、第73回卒業式が行われました。

本来よりも短時間にし、また国歌、校歌、「仰げば尊し」は歌わずに静聴という形をとりました。

保護者の方々は、別会場にて同時中継をご覧戴きました。

式の後はいつもの教室にて最後のホームルームの時間を過ごしました。

解散後も、(感染予防のために)校庭に出て友人や教員と写真を撮るなど、別れを惜しむ姿が印象的でした。

生徒たちは今日、本校での３年間の思い出が甦ったのではないでしょうか。

特に今年度は困惑の日々が続き、学業もクラブ活動も友人付き合いも、思い残すことがあったかもしれません。

今日も本当は、学校で一緒になる最後の時間を、友人らと密着して存分に楽しみたかったかもしれません。

不自由な思いをしたその分、多くの幸せが訪れるようにと願ってやみません。

そして、大変な時代を経験して一層逞しくなった姿を母校に見せに来てくれることを楽しみにしています。