第9回「宮廷装束着装披露」を開催
令和8(2026)年6月20日、渋谷キャンパス2号館祭式教室で、衣紋道研究会主催・國學院大學神道文化学部共催の衣紋披露「宮廷装束の着装披露―勅祭の装束と五衣唐衣裳―」が開催されました。
この行事は伝統文化を知識・モノ・技術で継承する衣紋道研究会と神道文化学部による行事で、今回で9回目の開催となります。
当日は衣紋道研究会所蔵の装束を使用し、天皇の使者である勅使が派遣されて行われる「勅祭」で用いられる束帯と、五衣唐衣裳(十二単)の着装を披露しました。御方役は、神道文化学部4年生の2名が務め、衣紋者は同研究会の会員の方々がお務めになりました。

王朝装束の実物と、着装の様子を間近で見ることができる貴重な機会とあって、会場には本学の学生だけでなく一般の方など約100人が集いました。参加者たちは熱心にメモを取りながら着装の様子を見学していました。
以下、御方役を務めた学生たちからのコメントです。
御方役させていただいた中で全く窮屈さを感じなかったということが最も印象的でした。見た目の優美さや乱れにくさに加え斎服としての実用的な動きやすさも求められ、御方のための着付け方や装束の形式がいかに洗練されてきたかを身をもって体感いたしました。ご協力くださった皆様とお声がけくださった先生方へ心から感謝申し上げます。
この度は貴重な機会を頂きありがとうございました。初めて宮廷装束を着装し、その一つひとつに込められた伝統の重みを感じました。衣紋者同士が息を合わせて作業を進める姿は印象的で、その阿吽の呼吸に感動しました。また、襟元や裾など細部まで美しく整える細やかで熟練した技術に触れ、日本の伝統文化の奥深さと素晴らしさを身をもって学ばせていただきました。