渋谷区図書館連携事業・講演会「秀吉兄弟と『秀』の一族」を開催 | 学校法人國學院大學 | 法人サイト

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渋谷区図書館連携事業・講演会「秀吉兄弟と『秀』の一族」を開催

 令和8(2026)年7月9日、國學院大學渋谷キャンパスにて、渋谷区立図書館との連携による渋谷区図書館連携事業講演会「秀吉兄弟と『秀』の一族」が開催されました。

 渋谷区図書館連携事業とは、令和4(2022)年3月に地域住民から惜しまれつつ閉館した渋谷区立渋谷図書館が、令和10(2028)年度に新図書館として渋谷区立広尾中学校敷地内に新設されることを受けて、本学と渋谷区図書館とが連携し、新図書館が地域コミュニティの「知」の核となるよう協働することを目的に令和7年度から始まった事業です。

 今回は國學院大學博物館で開催中の企画展「秀吉兄弟とその時代-『秀』の一族の“覇気”」の監修を行った矢部健太郎・文学部教授による講演が行われ、渋谷区内の図書館利用者らが参加しました。

 矢部教授は冒頭で、豊臣秀吉と比べて弟の秀長に関連する史料が少ないことを指摘しながらも、残されたわずかな書状や記録などを丁寧に紐解き、少しずつ秀長の人物像を浮かび上がらせました。天正大地震(天正13(1586)年)に際して秀吉・秀長兄弟が同一人物に送った書状を例に挙げて、その内容の違いを詳説しつつ、従来のイメージどおりに兄弟の性格も異なっていたのではないかと推察しました。

 休憩を挟んだ後半の講演では、記録や書状等の遺された古文書の精査によって判明した、豊臣秀吉をめぐる政権の構造について解説しました。一族とともに、偏諱によって形成された集合体の存在が重要であり、秀吉兄弟亡き後の次世代の体制が維持する構想があったと説明すると、参加者たちは大きくうなずきながら聴き入っていました。

 講演後、多くの参加者たちが泰巖歴史美術館所蔵の貴重な豊臣秀長関連資料のほか、講演で説明された資料を確認するべく、足早に本学博物館へと向かいました。

 ※同企画展は9月13日(日)まで開催されています。8月1日(土)から、YouTube「國學院大學博物館 Online Museum」で展示の解説動画も配信予定です。出品目録も合わせてご確認ください。

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