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日本文化を知る講座「國學院大學の日本文化研究の歩み」を開催

 研究開発推進機構日本文化研究所主催の「日本文化を知る講座 」が令和7(2025)7月12日に、渋谷キャンパス常磐松ホールで開催されました。

 昭和30(1955)年に創設された日本文化研究所は今年で70周年を迎えます。この節目の年に「日本文化を知る講座」も50回を数え、本日はこれらを記念して「國學院大學の日本文化研究の歩み」をテーマに同機構所属の研究員5名が講演。学生や研究者ら93名が聴講しました。

 冒頭、笹生衛・研究開発推進機構長(神道文化学部教授)が「日本文化研究所は歴史、文学、宗教、神道、民俗学などを総合的に研究してきた。創立70周年の節目にその歩みを振り返り、改めて継承してきた研究を見つめ直して「カミ学」プロジェクトに生かしていきたい」と挨拶し、続いて星野靖二・日本文化研究所所長(研究開発推進機構教授)が講演。研究開発推進機構以前の日本文化研究所から続く沿革やCOEプロジェクトを始めとする研究事業、特に同研究所が設立当初から一貫して行ってきたきた「日本文化研究」の国際発信について、国際シンポジウムや『神道事典』の英訳などの事例を挙げながら詳述しました。

 宮本誉士・研究開発推進機構教授が「國學院大學の日本文化研究における「国学研究」」、渡邉卓・同機構准教授が「國學院大學の日本文化研究における古典研究の位置」、大東敬明・研究開発推進機構教授が「國學院大学の日本文化研究における神道研究:神道史学者とその資料」、深澤太郎・研究開発推進機構教授が「考古学研究、と関連諸学−国大ルネサンスを目指して−」と題して、それぞれの学統や携わってきたプロジェクトや研究をもとに講演。同研究所が日本文化研究において果たしてきた役割を見つめ直し、多様な学問分野の視点を交え、今後も研究を継承しながら、過去の研究の復活も目指したいと話しました。

 研究開発推進機構は今後も日本文化研究所が継承してきた研究の成果を、学術講演会や博物館展示等において公開します。ご興味がありましたら、ぜひご来場ください。

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