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國學院大學
第12回観光まちづくりカフェを開催

観光まちづくり学部の附置センターである地域マネジメント研究センターが主催する観光まちづくりカフェの第12回が3月3日、たまプラーザキャンパスで開催され、学生や教職員、一般の方など約60人が参加しました。
このイベントは、各地域で観光まちづくりに取り組む方や研究者、専門家などのゲストをお招きし、講演やトークセッションなどを通じて観光まちづくりを考える機会として開催されています。今回は「その土地と生きていく。~山村熊川宿での地域づくり~」をテーマに株式会社デキタ代表取締役の時岡壮太氏をお招きしました。
はじめに、第一部として時岡氏による講演が行われました。時岡氏は福井県若狭町の「若狭熊川宿」で行っている古民家をリノベーションしたホテル、伝統野菜を使った食品加工所、山での滞在を楽しめるアウトドア施設の運営など、自社で行なっているまちづくり活動について説明しました。参加者たちは熱心にメモを取りながら説明を聞いていました。
第二部ではトークセッションを開催。吉見俊哉・観光まちづくり教授がファシリテーターを務め、時岡氏と会場にお越しの方々でまちづくり活動における多業化、人材育成などについて議論を繰り広げました。質疑応答の時間も設けられ、活気を呈していました。