2024年度 出雲研修
12月17日(火)~19日(木)の2泊3日で、第1学年の希望者を対象とした出雲研修を実施しました。今年は57名の生徒が参加し、4名の教員が引率をしました。
1日目、羽田空港を出発して飛行機での空の旅を楽しみ、出雲空港に到着しました。空港からはバスで移動し、出雲大社の前にある神門通りで各自昼食をとったり、お土産を買ったり散策をしました。
その後、今回の研修で訪れる史跡や出雲の歴史に精通していらっしゃる千家和比古先生、川島芙美子先生と合流し、稲佐の浜と出雲大社を訪れました。出雲神話に大きく関わる名所を見学し、生徒たちは古代の日本に思いを馳せている様子でした。
2日目、この日は田和山遺跡、八重垣神社・鏡池、山代二子塚古墳、風土記の丘資料館、神魂神社、女夫岩遺跡磐座、弥生の森博物館・西谷墳丘墓、大念寺古墳を訪れました。弥生時代や古墳時代を中心とした史跡を巡り、さまざまな史料を実際に見ることで当時の日本人の暮らしや技術力を想像し、歴史のロマンを感じることができました。また、八重垣神社の鏡池では恋占いをすることができ、生徒たちは大いに盛り上がりました。
3日目、最終日は古代出雲歴史博物館、加茂岩倉遺跡、荒神谷遺跡を訪れました。古代出雲歴史博物館では、研修中に訪れた史跡で出土した銅剣や銅鐸、出雲神話をもとに再現された古代の出雲大社の模型などが展示されていました。多くの生徒たちが、研修の集大成として千家先生や川島先生に質問をしながら、多くの学びを得ていました。空港までバスで移動をした後、各自で昼食やお土産の購入を楽しみ、東京への帰路につきました。
今年の研修を通して、生徒たちは歴史を学ぶことの楽しさを一段と深く理解することができたのではないかと思います。