観光まちづくり学部 演習科目最終成果展示会
令和6(2024)年7月23日、たまプラーザキャンパスで観光まちづくり学部の2年次必修科目「観光まちづくり演習Ⅰ(調査手法)」と同学部3年次必修科目「観光まちづくり演習Ⅲ(構想・提案)」の最終成果展示会が行われました。
◇観光まちづくり演習Ⅰ(調査手法)
2限には、「観光まちづくり演習Ⅰ(調査手法)」のポスター講評会が実施されました。この授業は地域の空間的、環境的な側面に焦点を当て、地域の資源や特性・課題を客観的に把握するための調査手法を学修する演習科目です。
学生たちは授業の最終課題としてこれまで学んだ調査手法を振返り、自ら選定した対象地の地域資源、特性、課題についてまとめたポスター制作を行いました。本日の発表会では、学生たちが作成したポスターのなかから担当教員らがいくつか選別し、講評を行いました。
◇観光まちづくり演習Ⅲ(構想・提案)
4.5限には、「観光まちづくり演習Ⅲ(構想・提案)」の全体報告会が実施されました。この授業では具体的な地域を対象としてグループで地域の課題解決につながる観光まちづくりの構想・提案を立案していきます。授業内で学生たちは横浜・相模原・湯河原・神田・谷中の5つの地域を対象としてに調査を行い、提案を作り上げてきました。
本日の全体報告会では、前回授業時に行った最終発表会での評価を踏まえ、特に優れた10グループが発表を行いました。
それぞれのグループがテーマとする地域の課題を掲げ、実際にその土地を訪れて調査した内容や観光施設の方から聞き取ったことをふまえながら、課題解決のための提案を行いました。
最後に西村幸夫・観光まちづくり学部長(同教授)が「グループで課題とよく向き合って、グループのメンバーが納得し、発表を聞く側を納得させることができる提案を出せるかが重要。教員も挑戦しながらこの授業を作り上げたが、学生のみなさんは教員の予想以上に色々なことを成し遂げてくれた」と、これまで演習科目に取り組んできた学生たちを称えました。