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國學院大學
国際招聘研究員による研究成果発表会
令和6(2024)年7月25日に国際招聘研究員のツォーイ・マリーヤ氏(Ms. TSOY, Maria)の研究成果発表会が渋谷キャンパスで行われ、学生・教職員など約20人が参加しました。
本学の国際交流推進部が行う国際招聘研究員制度では、日本文化・社会に関する各国の研究者を招聘し、国際的学術交流を推進しています。研究期間中は本学教員が研究協力を行い、大学院の授業での議論や本学での調査などを行いながら約1年間研究を進めます。
マリーヤ氏は令和5年10月に着任し、令和6年8月で本学での研究活動を終了します。今回は成果発表として「都市の環境: 近世日本における景観を理解する(Urban Mind: Reading Environs of Early Modern Japan)」というテーマで日本語で発表が行われました。江戸時代の庶民の娯楽であった道中双六を題材として取り上げ、観光地などの景観・風景について当時の庶民がどう認識していたのか、時代の変遷で双六の表現がどのように変わっていったのか、絵双六で表現される構図・画法の特徴などについての研究成果が発表されました。
発表後は、参加した教員や学生らから多くの質問やコメントが寄せられ、研究内容について活発な意見交換が行われました。