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観光まちづくり学部清野隆准教授、山崎義人氏、柏崎梢氏、野田満氏の著書『はじめてのまちづくり学』（学芸出版社）が、2024日本建築学会教育賞（教育貢献）を受賞しました。同賞は、近年中に実践された建築に関する高等教育、中等教育、初等教育、幼児教育、専門家教育、市民教育等であって、建築教育の発展に貢献した教科書等に対して授与されるものであり、同学会は、我が国最大の会員を有する建築系学術団体です。

受賞著作「はじめてのまちづくり学」は、まちづくりをなるべく平易に噛み砕いて解説した体系的な入門書です。まちづくりを自分事として学び、市民としての主体性を醸成し、まちの個性を読み取り、まちの中で実践する。そんな意欲的でイノベーティブな市民を育てる教科書をつくりたいとの想いが込められています。

清野准教授は、「閉塞感が漂う現在、若者や子どもたちを真ん中にした未来志向のまちづくりが必要だとつくづく感じます。全国各地で若者が新しいことにチャレンジして、まちを元気にしています。そして、そんな若者に出会って、憧れを抱き、まちづくりに挑戦したいという学生たちが増えています。大人たちに見守られ、支えられながら、若者が主役になれるまちの未来は明るいに違いないでしょう。まちづくりを学ぶだけでなく、若者がまちへの関心や愛着を高めたり、まちづくりを実践しようとワクワクするように、「はじめてのまちづくり学」をもっと活用していきたいと思います。」とのコメントを述べています。