和装WEEKを開催
國學院大學では例年、七夕にちなんで、渋谷・たまプラーザの両キャンパスで「和装DAY」が開催されています。令和6(2024)年度は7月5日に和装DAYを開催いたしました。
和装DAYは日本文化を体験、発信する機会として開催されており、毎年多くの学生たちが浴衣を着て授業を受けたり、キャンパスで行われるさまざまな催しを楽しんだりして過ごす姿でキャンパスが溢れます。
また、和装DAYの開催にあわせ、ボランティアの学生たちが手作りした風車、天の川に見立てたイルミネーション、笹飾りなどでキャンパスが飾りつけされています。
7月1日から7月4日までの期間、渋谷キャンパスでは「和装WEEK」と称して「和」「日本」をテーマに部会やサークルの公演が昼休みに行われました。その様子をお伝えします。
◇7月1日
和装WEEK初日には、雅楽サークル「青葉雅楽会」による公演が行われました。平調という調子の曲が三曲演奏され、公演が始まると雅な音色がキャンパス内に響き渡り、学生や教職員たちが足を止めて演奏に聞き入っていました。
演奏の間には、雅楽で用いる三種の管楽器について紹介がありました。
その音色は天から差し込む光を表すと言われている「笙(しょう)」。音色が地にいる人々の声を表すと言われる「篳篥(ひちりき)」。音色が天と地の間を飛翔する龍の鳴き声を表すと言われる「龍笛(りゅうてき)」。これら三つの管楽器を一つ一つ音色を奏でながら紹介していました。
◇7月2日
2日目は渋谷キャンパス3号館前のスペースで音楽研究会Inside Music Orchestraによる七夕ライブが行われました。
演奏者全員が浴衣で登場し、「Tank!」「The Chicken」「Step Right Up」「Paradise Has NO BORDER」の4曲を披露しました。演奏の途中にあるソロパート部分では、鑑賞していた学生や教職員から大きな歓声が沸き起こりました。
◇7月3日
3日目には、渋谷キャンパス3号館1階のフリースペースで落語研究会による七夕寄席が行われました。「出来心」「堀之内」という2つの演目が約20分ずつ披露され、会場では観客の笑い声が響き渡りました。
演者の学生からは「和装Weekの期間に落語を披露できてとても楽しかった。今日の機会を通して落語に興味を持ってくれると嬉しいです」と話してくれました。
◇7月4日
4日目には、渋谷キャンパス3号館前のキャンパスモールで、全學應援團がメドレー形式で演舞を行いました。
鑑賞していた学生や教職員からは演舞に合わせてコールや手拍子がおこり、盛大に盛り上がりました。
全學應援團の学生は「試合などでの応援とは違い、今日は自分たちの演技を見てもらう場。応援歌の中でもよく知られている曲を披露し、見てくださる方々に楽しんでもらえるようにしました」と笑顔で話してくれました。