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根岸茂夫名誉教授の大学院最終講義が行われました

 本学の根岸茂夫名誉教授の大学院最終講義が1月19日、渋谷キャンパスで行われ大学院生に加え院友(卒業生)ら約30人が集いました。

 根岸名誉教授は令和3年に本学を定年退職されてからも、大学院客員教授として教壇に立たれていました。最終講義のテーマは「近世資料の特徴と地域社会の発展-武蔵国の場合-」で、近世を4区分に分けそれぞれの区分での史料内容や数などの特徴を説明されました。最後に「文書(もんじょ)は民衆の識字能力や知識・文化の発達、情報収集能力や支配への疑問・批判など多方面に影響を与え、近代を受け入れる民衆の実力や期待につながった」と文書と近世社会の関係性を語り締めくくりました。

 講義後は、大学院生と卒業生たちから花束が贈呈され、大きな拍手が根岸名誉教授へ贈られました。

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