第1回 奉職「真」の魅力セミナーを開催 | 学校法人國學院大學 | 法人サイト

SEARCH

cat = news

result = 13617

newsDetail =

post_type = post

is_home
is_single1
is_page
設置校News
國學院大學

第1回 奉職「真」の魅力セミナーを開催

 神職を目指す学生たちに、どのようなやりがいや楽しみ、達成感があるかを様々な観点から考えてもらい、今後の学生生活に活かしてもらうことを目的とした第1回奉職「真」の魅力セミナーが開催されました。

 今回は、現役神職のお二方が講師として登壇されました。

藤江禰宜による講話

 はじめに杭全神社(大阪市)の藤江寛司禰宜が登壇されました。藤江禰宜は、自分自身に対する理解を深めていくことが、どの職業を選択するとしても重要だと学生たちへ呼びかけました。その上で、ご自身の学生時代から現在に至るまでの体験や経験、神職を目指したきっかけや様々な日々の奉仕内容などを紹介され、「神職とは何かのため、誰かのために仕事をすることが許される特殊な仕事」として「自らの奉仕で、参拝する方々にとって神社はより気持ちよく、より深く祈りを捧げられる場所に変わる。創建から未来へ向かう遙かな時間軸の中で、自身の奉仕の充実が未来を大きく変えうる」と神職の魅力を語られ、「皆さんが主体的に考えることで、可能性が広がっていく。色々なことに興味を持って学生生活を過ごしてほしい」とエールを送られました。

岡市禰宜による講話

 お二人目は、茨木神社(大阪府茨木市)の岡市正達禰宜が登壇されました。岡市禰宜は学生たちへ「神職は神様と人との仲執り持ちとの言葉がある。神様について学ぶのと同時に、歴史や国文学といった学修やアルバイト、サークルなどを通じて、人や人との関係についてもぜひ学んでほしい」と語りかけました。岡市禰宜は大学院で日本史を専攻され、古文書から先人たちの神様への崇敬を感じたことや、ハワイへの交換留学の際に、海外の方との触れ合いを通じ、神社と日本文化は深く繋がっていることを実感された経験などもお話されました。神職の魅力については、「神職は神様への奉仕、人々への奉仕を通じ神様と人と地域を繋げることができる」とし、学生たちに「神職となって何をしたいのか、どんな長所を活かしたいのかを考えてほしい。実習の機会などを通じ、“こうなりたい”という理想の神職を見つけてほしい」と言葉を送られました。

 参加した学生たちは、熱心に耳を傾けながらメモを取ったり、講演後に質問を行うなど積極的に参加していました。

 第2回は、12月20日(水)12:50から渋谷キャンパスで開催されます。

up