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人間開発学部:「Weekly通信」2023.11.15

人間開発学部の旬のニュースを伝える
Weekly通信は毎週水曜日の更新です
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10/30 [子]保育実習Ⅱ(事前指導)

10/30(月)子ども支援学科「保育実習Ⅱ(事前指導)」(担当:塩谷先生、島田先生)の授業では、保育園の園長をされている瀬沼幹太先生(社会福祉法人はとの会理事長)と保育士の先生方をお迎えして、実習直前の心構えや手遊び等を活用した子どもとの関わり方などについてご指導いただきました。本学科の卒業生である渡邉優花先生(写真下左。2022.3卒・子ども支援学科6期生)も来校。在学中の学びを実習で活かした具体的な経験談は学生にとっても心強いアドバイスになりました。11月の実習は、最後の実習になります。これまでの学びや経験が発揮できるよう応援しています。

11/11 國學院大學人間開発学会第15回大会

11/11(土)13:00より1101教室において國學院大學人間開発学会第15回大会が対面で開催されました。学部教員だけでなく、学会員である学部生や賛助会員に加え一般の方も来場し、約50名の参加者がありました。

太田直之学会長(人間開発学部長)が開会の挨拶に立ち、「人間開発学という理念を定着するこの学会で、多彩な専門分野の発表・議論を期待しています」と話されました。
第1部 では「日本文化理解教育が学校教育にもたらす無限の可能性」と題し、本会賛助会員である近畿大学産業理工学部永添祥多教授から講演がありました。

これまで研究されてきた学校現場での日本の伝統文化教育の意識実態調査をもとに、今後の日本文化理解教育は、自国の伝統文化理解という基盤に立って、共生を目指す国際理解教育に発展していくと述べられました。質疑では、各学科の教員から次々と挙手があり、多方面にわたる議論が交わされました。

第2部 研究発表は、健康体育学科千野謙太郎准教授による「マラソン完走を目指す市民ランナーを対象とした競技サポート~ブレイクスルーランニングプロジェクトたまプラーザの取り組み~」です。

会場には、昨年実際にこのプロジェクトに参加した2名の方が聴講に訪れ、練習時の様子やゴール後の状況、プロジェクト終了後も経験を活かして継続した練習生活の詳細を語っていただきました。

第3部 研究報告は、健康体育学科富田一誠教授がセンター長を務める、國學院大學人間開発学部地域ヘルスプロモーションセンターから、2種の報告がありました。まず、健康体育学科2年中谷心美さんから「たまプラウェルネスアカデミー」の研究報告がありました。

続いて健康体育学科4年清住今日子さんより「中高齢女性の筋力と栄養習慣・運動習慣の関連性について」の研究報告がありました。2人とも初めての学会発表ではありましたが、自信をもって臨み、質疑の受け答えもそつがなく、会場の教員からは称賛の拍手が送られました。

第4部は令和4年度人間開発学部 学部共同研究の成果報告です。まずは健康体育学科備前嘉文准教授を研究代表者とした「スポ一ツインターンシップの運営についての検討」の成果報告です。

続いて神事努准教授を研究代表者とした「体育・スポ一ツ分野におけるICT機器の精度検証」の成果報告です。

第5部は令和4年度國學院大學人間開発学会研究奨励賞表彰・受賞者記念講演です。この賞は、学部紀要である『國學院大學人間開発学研究』の前年度掲載論文において、もっとも内容が優れ、今後の研究の進展が期待される論文の著者に与えられるものです。受賞者は、野澤純子氏(子ども支援学科 教授)および藤後悦子氏、石田祥代氏で、受賞論文は『國學院大學人間開発学研究』第14号に掲載された、「外国人幼児の障害の早期発見―担当保育者による障害の徴候への気づきに着目して―」です。

表彰式に続いて、野澤純子氏による記念講演が行われました。

多岐にわたるテーマの発表に、質問が絶えず議論は尽きませんでしたが、予定された17:00をもって閉会となりました。
國學院大學人間開発学会第15回大会
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