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國學院大學
第8回観光まちづくりカフェが開催されました
観光まちづくり学部の附置センターである地域マネジメント研究センターが主催する観光まちづくりカフェの第8回が令和5(2023)年10月11日、たまプラーザキャンパスで開催され、学生や教職員、一般の方など約60人が参加しました。
このイベントは、各地域で観光まちづくりに取り組む方や研究者、専門家などのゲストをお招きし、講演やトークセッションなどを通じて観光まちづくりを考える機会として開催されています。今回は「TOD(Transit-Orieneted Dvelopment:公共交通主導型開発)によるサステナブルな田園都市」をテーマに太田雅文氏((株)東急総合研究所フェロー・主席研究員)をお招きしました。
はじめに、第一部として太田氏による講演が行われました。太田氏は、日本における鉄道会社による沿線開発の歴史などにふれつつ、コロナ禍前と感染拡大後での地域ごとの人口伸び率を示しながら説明しました。また、SDG’sや脱炭素などの社会的な動きも踏まえたうえで、鉄道と持続可能なまちづくりの在り方を語りました。講演後は、参加していた学生たちが積極的に質問していました。
第二部ではトークセッションを開催。西村幸夫・観光まちづくり学部長がファシリテーターを務め、太田氏と同学部の椎原晶子教授、十代田朗教授、大門創准教授が登壇し、鉄道とまりづくりについて議論を繰り広げました。質疑応答の時間も設けられ、活気を呈していました。