カナダ・バンクーバー研修 報告 | 学校法人國學院大學 | 法人サイト

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國學院高等学校

カナダ・バンクーバー研修 報告

7月9日~14日と10日~15日の2班に分かれ、カナダ・バンクーバーでの研修が行われました。

本校の海外研修では久しぶりとなる成田空港からの出発となりましたが、1,2年生全員が早めに集合することができ、幸先の良いスタートとなりました。

10時間のフライトを経て、バンクーバー国際空港に着陸。16時間の時差も、生徒たちにとっては貴重な経験だったようです。眠い目をこすりながら、初日から市内観光に繰り出しました。バンクーバー発祥の地、ガスタウンで昼食を食べた後、スタンレーパークを訪問。カナダのシンボルであるトーテムポールを背景に、最初の集合写真を撮りました。初日のメインは、グランビルアイランドでのショッピング。メープルシロップやチョコレートなど、おみやげ選びに真剣な様子でした。初日のディナーは、滞在先のヒルトンホテルでしたが、さすがに時差と長距離移動の疲れか、眠そうにしている生徒が目立ちました。

2日目は、バスでバンクーバー郊外へと1時間ほど南下し、ピース・アーチ国際公園へ。この公園は、アメリカとカナダにまたがって作られた公園で、国境を文字通り股にかけることができる珍しい場所です。その後、再び北上してノースバンクーバーにある、キャピラノ渓谷へ。鬱蒼とした針葉樹の森の中で、高所にかかった吊り橋や切り立った崖に設置された遊歩道を歩くスリルを楽しみました。この日の終わりは、バンクーバー市民の足であるフェリーや電車を乗り継ぎ、現地の生活を少し経験しながらホテルへと戻りました。

3日目は、バンクーバー島(ビクトリア島)への遠出です。早朝からバス、大型フェリー、そしてまたバスを乗り継いでの長距離移動となりました。ブッチャートガーデンの鮮やかな花々、州議事堂やエンプレスホテルの壮大さ、インナーハーバーの賑やかさは、バンクーバー市内とは違った感動を与えてくれました。

観光の最終日となる4日目は、午前中にブリティッシュコロンビア大学の学生たちの案内で街の中心地を散策。英語でのコミュニケーションに少し緊張しながらも、そこは同世代。言葉の壁を越えてあっという間に打ち解け、最後はSNSを交換したり、一緒に写真を撮ったりして、別れを惜しむ様子が見られました。午後は、生徒だけでの自由行動。生徒たちだけで昼食場所を探し、英語での注文に挑戦しました。ショッピングの時間はいくらあっても足りない様子で、最後までおみやげ探しに奔走していました。

コロナによる3年のブランクを経て、久しぶりの実施となったカナダでの研修でしたが、参加した生徒全員が健康で元気に過ごすことができ、たくさんの思い出を作ることができました。今年の研修再開をきっかけに、来年以降、國學院高校の語学研修の完全復活を目指し、再スタートを切っていきたいと思います。

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