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たまプラーザ宇宙の学校2023第3回目が開催されました

 令和5(2023)年7月22日に「たまプラーザ宇宙の学校2023」の第3回目がたまプラーザキャンパスで行われました。

 「たまプラーザ宇宙の学校」は小学校1・2 年生とその保護者を対象に、工作や実験を通して、子どもたちに自然科学教育、なかでも理科分野の学びに触れる機会として開催しています。NPO法人「子ども・宇宙・未来の会」(KU-MA)、JAXA(宇宙航空研究開発機構)宇宙教育センターの協力のもと、科学実験サークル「たまプラーザLaboratory」の学生たちが企画や運営を行っています。

 5月から月1回開催してきた、たまプラーザ宇宙の学校2023も本日が最終日。まずは司会を務める1年生がスーパームーンについて説明。遠近法を利用したトリックアートを使って、スーパームーンが普通の満月より大きく、明るく見えるのはなぜか解説しました。

 続いて、参加した子どもたちはフィルムケースと入浴剤を利用して、ミニロケット作りに挑戦。学生たちのサポートのもと、一生懸命に工作に取り組みました。子どもたちが順番にロケットに水を注ぐと入浴剤が発砲。ガスがたまってロケットが打ちあがると、大きな歓声を上げていました。

 その後は、本日の宇宙の学校までに子どもたち一人一人が自宅などで行ってきた実験のレポートを持ち寄り、発表を行いました。子どもたちが「地層の研究」「アイスクリームをつくる」「望遠鏡づくり」など思い思いのテーマについて発表すると、聞いていた子どもたちから「どのくらい時間がかかりましたか」「この実験をしてみてどうでしたか」など様々な質問が飛び交いました。

 最後に、校長を務める近藤良彦・人間開発学部教授が子どもたちの挑戦を称え、修了証を授与しました。

 本日の宇宙の学校の企画・運営リーダーを務めた3人の学生に話を聞くと、「次のスーパームーンの日にはみんなで月を見上げてほしい」、「今回は入浴剤を使用して実験をしました。これからも身近なものをみて、これは何かにつかえるかな?と考えをめぐらせてほしい」と話してくれました。

 また、全3回を通して、熱気球やロケット作りに挑戦してきたことを振り返り「これからも宇宙に関心を持ち続けてくれたら」と語っていました。

 サークルの卒業生も参加しており「子どもたちが笑顔で帰ってくれることが一番。それが後輩たちの原動力にもなってくれたら」と学生たちにエールを送っていました。

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