第7回観光まちづくりカフェが開催されました
観光まちづくり学部の附置センターである地域マネジメント研究センターが主催する観光まちづくりカフェの第7回が6月28日、たまプラーザキャンパスで開催され、学生や教職員、地域住民の方など約60人が参加しました。
このイベントは、各地域で観光まちづくりに取り組む方や研究者、専門家などのゲストをお招きし、講演やトークセッションなどを通じて観光まちづくりを考える機会として開催されています。今回は「重伝健(※)での“暮らし”から“観光まちづくり”を考える」をテーマに愛媛県内子町にあるゲストハウス「内子晴れ」のオーナー 山内大輔さんをお招きしました。
※重要伝統的建造物群保存地区
はじめに、同町でフィールドワークを行った米田誠司教授のゼミ学生が発表を行いました。学生たちは、実際に同町を巡り、地域の方との交流などを通じて気づいた点などを説明しました。
その後は、山内さんによる講演が行われました。山内さんは地域おこし協力隊として同町に移住されてから取り組んできた観光まちづくりや、重伝建地区の街並み保存に対する地域の取り組みなどについて説明されました。また、移住者が増えている同町で、もともとの住民の方と移住者の方を繫ぐ新旧コミュニティーの接続に対する取り組みや、移住者がまちを知る機会の創出といった取り組みについても紹介されました。
最後はトークセッションが行われ、山内さんと米田教授、ゼミ学生たちが登壇。学生たちの出身地域と内子町との類似点や相違点、観光まちづくりに対する姿勢についてなどのトークを繰り広げました。質疑応答も行われ、参加者からも積極的に質問が投げかけられるなど活気を呈していました。