今年度の終業式を終えた3月25日(土)〜28日(火)の3泊4日で、千葉県のホテルマイステイズプレミア成田を会場に、2年生希望者を対象とした「春の勉強合宿」を行いました。
例年は受験の天王山である3年夏に実施していた行事でしたが、コロナ禍で数年間にわたり中止に。
その再開にあたって、需要があるなら前倒しで立ち上げようと国学院高校史上初の「2年春の勉強合宿」参加を募ったところ、およそ70名もの希望者が集まりました。
本合宿では70分×計12コマの受験対策授業に加えて、自律的な勉強を促す自習枠が多く設けられています。
その隙間時間にと用意した学習用フリースペースは自然と埋まっていき、中には朝食前の早朝から席に着く生徒たちの姿も。
夜の22時に全体の行程を終えますが、その後も23時まで多くの生徒が競うように黙々と学習に励んでいました。
また、職員用ブースへは自由に質問や相談をすることができ、教員と生徒が参考書を挟んで真剣な眼差しでやり取りする場面が日常の光景に。
1日10時間以上の受験勉強にも、時間を忘れるほどひたむきに取り組む様子は本当に逞しく、そして美しく映るものです。
授業や自習だけでなく、いよいよ受験生となる参加者たちへ、行程中は多くの教員が輪番でマイクを握ってエールを送りました。
終始熱のこもった合宿の雰囲気に、生徒たちは受験が団体戦であるという言葉の意味を実感したことでしょう。
閉校式を終えても、無事自宅に帰るまで、いや「合格」を勝ち取るまでが勉強合宿。
参加生徒たちが来年度の学年を引っ張っていき、そして皆で栄光を掴むその時を楽しみにしています。
