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町田樹助教が受賞・「第16回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」表彰式

 町田樹・人間開発学部助教が「第16回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞し、3月29日に日本出版クラブで表彰式が行われました。同賞は、『14歳からの哲学 考えるための教科書』(2003年、トランスビュー)などをはじめ、哲学エッセイを確立した文筆家の故池田晶子氏を記念し、ジャンルを問わずに考える日本語の美しさや表現者としての姿勢や可能性に挑んだ個人を顕彰するものです。

講演で受賞の喜びを語る町田助教

 町田助教は、ソチ冬季五輪のフィギアスケート日本代表などを経験し、研究者へと転身。『若きアスリートへの手紙―<競技する身体>の哲学』(2022年、山と渓谷社)をはじめとした著書や論文の執筆に加え、振付家としての活動や身体表現に関する著作権法への研究など幅広く表現者、研究者として身体表現や表現に生じる美を追求する姿勢が評価されました。

 表彰式では記念品と副賞が贈呈されたほか、町田助教は同時に開催された中学生から25歳以下までを対象とした「哲学甲子園」の表彰式プレゼンターも務められました。表彰式後は、町田助教による記念講演も行われ、自身の活動や研究者としての姿勢にふれつつ「真摯に紡いだ言葉はいつか誰かに届く。既にこの世には存在しない著者とも、過去の著作を通じ対話をすることができる。本が持つ時空間を超える力を信じ、明日を生きるアスリートや表現者の良き対話の相手となれるような言葉を、これからも真摯に紡いでいきたい」と力強く語りました。

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